ぼいすとれーにんぐ
ボイストレーニング紹介
1999年夏編
ボイストレーニング日記
1999年 8月22日(日) 晴れ
楽しみにしていた矢守先生のボイトレの日、今日はめずらしく午前9時半からの練習なので、私は眠気がさめない9時15分に会場の平野市民センターの開けにいった。
なんと彦根からKさん、京都市伏見からOさんがもう入口で待っていた。エライ!!
9時半キッカリにボイトレは始まり。柔軟体操のあと「サイレン」、「くちびるブルブル」、「イーデス、イーデス」といったいつものメニューで発声。みんなの目もだんだん覚めて行き声も出てきた。man to man のレッスンも。このときすでに10時を過ぎ、なんと参加者は12人になっていた。
矢守マジックで見事に声が変わったアルトYさん。
地声、裏声、地声、裏声の繰り返しで歌っているうちに、なんとすばらしいカウンターテノールに変身したテノール2名。
目が覚めずに困っているソプラノFさん。彼女は今日のボイトレが楽しみでワクワク待っていて、昨夜コーフンしたため4時まで眠れなかったらしい。寝起きでも矢守マジックを期待していたのだが、さすがに睡眠不足がたたった感じ。でも若いKさんTさんはきっとボイトレのおかげで近いうちに変身し、AUGのソプラノを支える力になるだろう。
個人ボイトレのあと、いつもはコンコーネを一人づつみてもらうが、今日は演奏会に歌う曲のアンサンブル。矢守先生には音程の悪さや息漏れ、カンニングブレスがすぐばれてしまう。少々の緊張感。
母音の歌い方を大切にと言う指摘、中身の濃いアンサンブル指導であった。
2時間のレッスン中で他の人の変身ぶりを見るのが一番おもしろかった。
終わったあとも先生に食らいついて指導を受ける人、すぐに会社に戻る人、満足して幸福感に浸る人、これからガンバルゾーと意気込みを新たにして帰った人。
残暑の日差しが厳しいそんな日曜の朝でした。
アルト A